エンゲージメント診断結果の見方を教えてください。

■ 診断結果レポートの種類

エンゲージメント診断の結果は下記2つから確認することができます。
・全社アウトプット
貴社全体の状態を確認することができます。経営層、人事部門の方がご覧にな
るケースが多いです。

・部署別アウトプット
crextaに登録されている組織ごとにエンゲージメント状態を確認することがで
きます。人事部門の方が各部署の結果を見れることはもちろんのこと、各組織の組織責任者に自組織の結果をフィードバックすることもできます。

■ 診断結果の項目

【エンゲージメント状態に関する結果】
・エンゲージメントランク
エンゲージメント状態の高低を把握するための評価ランクです。自部署のエンゲージメントの値を他社平均値と比較することで、自部署の現時点での相対的な状態を把握することができます。


エンゲージメントプロファイル
エンゲージメント状態から、以下4つの組織タイプへ分類します。
組織タイプにより自部署の状態や改善点を直感的に把握することや、全社アウトプットでは自社における組織タイプの割合を確認することができます。全体傾向を把握し、自部署と比較することで組織開発のヒントを探しましょう。

組織タイプ 特徴
快活型

エンゲージメントが高く、不満や疲弊も低く、良好な状態にある組織と言えます。
この状態を維持しつつエンゲージメントの向上に取り組めると良いでしょう。

消耗型 エンゲージメントが高いものの、不満や疲弊も高く、高いエネルギー状態の組織と言えます。
短期的には良いものの、徐々に疲労が蓄積し、バーンアウトしてしまうリスクがあります。
停滞型 エンゲージメントが低く、不満や疲弊も低く、正/負の側面でも低いエネルギー状態の組織と言えます。
組織活動が停滞してしまっている恐れがあります。
不満型

エンゲージメントが低く、不満や疲弊がたまってしまっている組織と言えます。
エンゲージメント状態に課題があるため、改善する働きかけが必要です。

同じ組織の中でも、部署によって組織タイプが異なります。
多面的な視点で、自組織の現状を分析しましょう。

エンゲージメントスコア
エンゲージメント状態について、数値で表します。前回の診断結果との比較や、他社平均値との比較によって自部署の結果を相対的に把握することができます。 また、詳細画面ではエンゲージメント状態を構成する5項目ごとのエンゲージメントの値を確認することができます。
部署の各値について、「他社」「役職」「性別」での比較をすることで、より詳細な現状把握へと導きます。

 

【影響因子に関する結果】
・ 影響要因(概念ごとのスコア)

影響要因の各概念について影響度を数値で表します。数値が高いほど、エンゲージメントが高い状態に繋がります。
他社、役職、性別での比較をすることで、多面的な視点で影響要因を分析し、きめ細やかな施策検討へと導きます。


・ 影響要因(因子ごとのスコア)

影響要因の各因子について、影響度を数値で表します。数値が高いほど、エンゲージメントが高い状態に繋がります。
様々な視点から並び替えて比較、確認することができます。

表示形式 特徴 ポイント
サマリ

ベスト5位、ワースト5位の因子をランキング

影響の大きい要因を把握。
部署の特徴を掴む。

ランキング詳細 全因子をランキング 全体の傾向を把握。
部署の詳細を確認する。
平均との
ギャップランク
他社平均と比較して優れている因子をランキング 相対的な特徴のある因子を把握。
部署の強みを掴む。
概念ごと

概念ごとに因子を並べる

概念内での因子のバラつきを把握。
課題を絞り込む。

まずは、「サマリ」で自部署の大まかな傾向を把握しましょう。良くも悪くも、組織にとって影響の大きな要因です。
下位の因子は自部署の課題として対策を検討し、上位の因子は自部署の強みとして維持強化することが求められます。

その後、他社平均や前回の結果との乖離が大きい因子や、属性ごとに結果に特徴がある因子、下位5位以外でも組織課題として注目すべき因子がないか等、様々な視点で結果を眺め組織開発や人材育成のヒントにしてください。

分析のポイントや分析に向けたツールの提供、アクションプランを立てるためのヒントについてもご紹介しております。
こちらからご確認いただき、ぜひご活用ください!

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